ベテラン救援右腕を引き留め
現地時間30日、千賀滉大の所属するニューヨーク・メッツがFAのライン・スタニク投手(33)との再契約合意を発表。契約は1年450万ドルとされ、最大50万ドルの出来高が含まれている。
スタニクは2013年のドラフトで球団1巡目指名を受けてレイズに入団し、2017年にMLBデビュー。2021年からアストロズに加入すると、同年キャリア最多の72試合に登板して21ホールドを記録。翌2022年には59登板で防御率1.15の好成績を残し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。8シーズン通算401登板で78ホールド、防御率3.65をマークしている。
昨季はマリナーズとメッツの2球団で通算63試合に登板して7勝3敗、17ホールド2セーブ、防御率4.88という成績。メッツ加入後のレギュラーシーズンでは防御率6点台と低迷したが、ポストシーズンではセットアッパーとしてチーム最多の7試合に登板し、1勝0敗2ホールド、防御率3.38を記録した。
メッツは同23日、守護神エドウィン・ディアスに繋ぐセットアッパー候補として通算114ホールドの左腕A・J・ミンターを獲得。スタニクとの再契約により、ブルペン陣の拡充に成功した。