昨季二軍戦で最優秀防御率のタイトル獲得
昨年オフにソフトバンクを戦力外となり、育成選手として中日に新加入した三浦瑞樹投手(25)が1日、一軍の北谷キャンプ初日に35球の投げ込みを行った。
背番号『204』のユニフォームに身をつつみ、正捕手の木下を相手に35球。チェンジアップ、スライダー、シュートなど変化球を交えながら丁寧に投げ込み、「どんどん(真っ直ぐで)押すタイプじゃないので、しっかりと変化球とかでタイミングをズラして、そして真っ直ぐで、というイメージです」と初日のブルペンを振り返った。
ソフトバンクを戦力外となったが、昨季はウエスタン・リーグで最優秀防御率(1.60)のタイトルを獲得。昨季は二軍監督として対戦し、今季から一軍を指揮する井上新監督からの期待も大きい新戦力だ。
昨季は柳や大野の不調もあり、先発防御率はリーグ5位の3.32。その中からメジャー・リーグのナショナルズと契約した小笠原が抜ける。まずは支配下昇格、そして新天地での飛躍へ「ケガをせず、ずっとA組(一軍)にいることが目標。自分のやるべきことをやって、もっと上を目指して頑張りたいと思ってます」と力を込めた。
(取材・文/上村祐作)