「頭には入っている」次回WBCで選出の可能性も
侍ジャパンの井端弘和監督(49)が3日、沖縄・金武町で行われている楽天キャンプを視察。ドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)の代表入りの可能性について言及した。
宗山は明大3年時の昨年3月に侍ジャパンの強化試合・欧州代表戦のメンバーに選出されるも、直前のオープン戦で死球を受け右肩甲骨を骨折。欧州代表戦には出場できなかったものの、来春WBCでの再選出の可能性について井端監督は「自分が就任して、その可能性があると思っていたので昨年、大学生で呼んだ。もう頭の中に入っています」と変わらぬ期待度を口にした。
同じ遊撃経験者として改めて守備力を絶賛。「グラブの位置が変わらないのが彼の良さかなと思う。(打球に)合わなくてもジタバタしない。我慢できるっていうところが、あの若さでできるのはなかなかいない」と説明した。
(取材・文=上村祐作)