齊藤氏が「柳田に負担をかけないために、私は中堅を守らせる」と語った理由は?
ソフトバンクの柳田悠岐が2日、春季キャンプで今季から新たに挑戦する左翼での守備練習に励んだ。
チーム最年長となる柳田の左翼転向に伴い、近藤健介が右翼転向となる。だがこの配置転換に対し、3日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説陣からは苦言が相次いだ。
笘篠賢治氏は「確かに右翼と左翼を比べると、左翼の方が楽で負担は少ない」と語るも「ただ、ポジションの話になると右翼と中堅は誰にするか、近藤健介をどうするかということになる。僕は、近藤の右翼は適していないと思う」と主張。「理由は肩。球場は広いし、一・二塁間を抜かれた時に一塁走者が三塁へ行くのを防がなければいけない」と近藤の肩の強さを疑問視し「そうなると近藤と柳田を左翼と指名打者で併用することになる」と分析した。
齊藤明雄氏は「イメージ的には柳田は左翼よりも右翼だが、柳田に負担をかけないために、私は中堅を守らせる」と述べ「右翼に周東佑京をもってきて、右中間の打球は周東に任せる。柳田は左中間の守備に集中させ、左翼の近藤はライン際をしっかり守ってもらえれば、完璧に負担がかからないでいけるのではないか。そういう案もあっていいと思う」と新たな布陣案を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』