日本人選手3人が揃ってランクイン
『MLBネットワーク』は現地時間1月31日より、シーズン開幕前恒例となる「現役選手ランキングトップ100」の発表を開始。同4日には61位から80位の20人が発表され、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が63位、シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)が64位、鈴木誠也外野手(30)が73位にランクインした。
昨季MLBデビューを果たした山本は、右肩の負傷によりレギュラーシーズン18試合の登板に止まるも7勝2敗、90イニングを投げて防御率3.00、105奪三振を記録。ポストシーズンでは4先発で2勝0敗、防御率3.86と好投を見せ、ワールドシリーズ制覇に貢献した。
同じくMLB1年目の今永はデビュー登板から4連勝、防御率0.98と活躍を見せ、4月度の月間最優秀新人賞を受賞。7月には1年目の日本人投手として29年ぶりとなるオールスターゲーム出場を果たした。9月4日のパイレーツ戦では球団史上2度目の継投ノーヒットノーランを達成。昨季29先発で15勝3敗、173回1/3を投げて防御率2.91、174奪三振をマークし、ナショナル・リーグの新人王投票4位、サイ・ヤング賞投票では5位にランクインした。
MLB3年目の鈴木は昨季132試合に出場して打率.283、自身最多の21本塁打、73打点、16盗塁、OPS.848という成績。右脇腹痛により一時離脱したものの、打率はリーグ9位、OPSは同8位でともにチームトップの好成績をマーク。惜しくも初受賞は逃したが、2年連続でナ・リーグのシルバースラッガー賞ファイナリストに選出された。
デビュー前ながら100位に入ったドジャースの佐々木朗希を含め、これまでに日本人選手4人がランクイン。山本由伸と鈴木誠也は昨季に続いて2年連続、今永昇太は初の選出を飾った。