ボールを受けたブルペン捕手「力を感じました」
投手との「二刀流」を目指している楽天の辰己涼介外野手(28)が7日、沖縄・金武キャンプでブルペン入りし152キロをマークした。
三木谷オーナーや石井GMが視察に訪れる中、背番号11の岸のユニホームでブルペン入り。伊志嶺ブルペン捕手を相手に7球を投じ、5球目が最速152キロをマークした。
投球を見守った三木谷オーナーは「142、3くらいだと思っていたけど、152キロはすごいなと思います。辰己くんもファン思いなので非常によかった」と笑顔を見せた。投球を受けた伊志嶺ブルペン捕手は「速かったです。ピッチャーでも150キロを超える選手はなかなかいないので、力を感じました」と辰己の身体能力を称えた。
辰己は1月末の契約更改で投打の二刀流挑戦を宣言。今季の目標に「トリプルスリーと1登板無失点」を掲げている。