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MLBを代表する名手が外野守備の指導へ
昨季限りで現役を引退したケビン・キアマイアー氏(34)がトロント・ブルージェイズの特別アシスタントに就任すると現地時間8日、MLB公式サイトが報じた。今季のスプリングトレーニングでは外野守備の指導にあたる予定だという。
就任にあたってキアマイアー氏は「とにかく私を信じてほしい。この組織の一員として私の全てを捧げたい。私にできることをお見せしたい。選手たちのために“外野の囁き手”をやらせてほしい」と語っている。
キアマイアー氏は2010年のドラフトで全体941位指名を受けてレイズに入団し、2013年にMLBデビュー。2015年にアメリカン・リーグ中堅手部門のゴールドグラブ賞を初受賞し、同賞受賞者の中から最も守備が優れた1名が選ばれるプラチナグラブ賞も獲得。2023年からブルージェイズに加入すると、自身4度目となるゴールドグラブ賞に輝いた。
ブルージェイズと再契約を結んで12年目のシーズンを迎え、昨季7月に同年限りでの現役引退を表明。その後ドジャースに移籍して自身初となるワールドシリーズ制覇を果たし、有終の美を飾った。レイズ、ブルージェイズ、ドジャースの3球団で通算1159試合に出場し、打率.246、95本塁打、378打点、132盗塁、OPS.706という成績だった。