日本球界では通算17勝マーク

　現地時間7日、サンフランシスコ・ジャイアンツがエンニー・ロメロ投手（34）とマイナー契約を結んだと米複数メディアが報じた。招待選手としてスプリングトレーニングに参加する。

　ドミニカ共和国出身のロメロは2013年にレイズでMLBデビューを飾り、5シーズン通算137試合に登板。ナショナルズ所属時の2017年には53試合に登板して2勝4敗10ホールド、防御率3.56をマーク。ドミニカ共和国代表として2017年のWBC、2019年のプレミア12に参加した。

　2019年に中日へ加入してからは先発投手としてプレーし、同年は8勝10敗、防御率4.26という成績。2020年も中日に残留したが、左肩手術により登板なしに終わった。2021年はドジャース傘下、メキシカンリーグを経てロッテに移籍し、翌2022年には8勝9敗、防御率3.36を記録した。2023年は韓国プロ野球のSSGランダースに加入するも、開幕前に左肩を故障し、登板のないまま5月に退団。その後はドミニカ・ウィンターリーグでプレーしていた。