![無断転載禁止](https://baseballking.jp/img/blank.gif)
![](https://baseballking.jp/wp-content/uploads/2025/02/DSC_0110-1-770x578.jpg)
広島時代の2023年は栗林に代わり抑えとして活躍
昨年12月の現役ドラフトで広島からヤクルトへ移籍した矢崎拓也投手(30)が9日、沖縄・浦添キャンプでのライブBPに(実戦形式の打撃練習)に初登板。全て直球で計23球を投じ、安打性の当たりを1本に抑えた。
オスナ、長岡、岩田、丸山和、西村の5人と対戦。登板直後は小雨と肌寒さの影響もあってコントロールにバラつきがあったものの、腕を振る度に制球が安定し、オール直球ながら差し込んでファウルを奪うシーンが多かった。半袖姿で計23球の力投。観客から「ナイスピッチング!」と称えられ、拍手を浴びながらマウンドを降りた。
真後ろから投球を注視していた髙津監督は「少し上がってきたかなと思う」と評価。「経験もある選手なので調整面でこちらから要求することはない。本人もスワローズに来て思うこともあるだろうし、やり返してくれる一人だと思う」と期待を寄せた。
矢崎は広島時代の2022年にリリーフで47試合に登板し防御率1.82をマーク。抑えの栗林が一時離脱した2023年はチーム最多の24セーブを挙げるなど、シーズン自己最多の54試合に登板し防御率2.81をマークした。角度を感じさせる真っ直ぐと鋭く沈むフォークが武器のパワーピッチャー。ブルペン強化の即戦力として期待がかかる。