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ロッテの小島和哉は、4年連続規定投球回に到達、2年連続二桁勝利を達成し、今季も先発ローテーションの軸として期待がかかる。
昨季はシーズン終了後、秋季練習には参加せず、シーズンオフに突入した。プロ入りから毎年のように秋季練習に参加していたが、いつもと違ったシーズンオフ。CSが終わってから、どのように過ごしたのだろうかーー。
「秋季練習なかったので1週間ぐらい、完全に野球なんもしないっていう久しぶりの幸せな日々を過ごしました。でもそこからはやっぱりもう今年また改めて活躍できるように色々自分の中で試行錯誤して練習したりとかしていました」。
23年の秋季練習では、「今永さん、和田さんだったりに聞いて、投げない期間をガッツリ作っているよというのを聞いていて、僕自身野球人生の中でそんなに投げなかったことをあっても1週間、2週間の長さでも投げたことがなかったんですけど、和田さんとかも若い時1カ月休んでいたと言っていた。ちょっと怖かったんですけど、やるんだったらやってみようと投げるのをやめていて、その分インナーとかを肩とかやっている感じです」とシーズン終了から10月31日までボールを握らない時期を作ったが、今オフも一昨年と同じくらいボールを握らず、肩肘を休ませる時期を作った。
オフは「しっかりとした土台作り」をテーマに体を動かした。「結局原点戻るんですけど、体幹とかが安定していたら、シーズンの波はあまり出なくなるというか、安定するので、和田さんにもやれば負け数はもっと減らせるよねって話はされたので、はい。そこ重点的にという感じです」。
昨季は開幕投手を務め、カード頭の火曜日、金曜日に先発することが多く、“エース級”の投手と投げ合うことが多かった。
「それでももっと安定した成績残せるはずだと思います。QS率も高くしたいですけど、HQSの率も僕の中では大事だなと思っています。なのでエース級と対決するから負け数が増えて、そこであんまり逃げ道を作りたくないので。実際ピッチャーと対戦するわけじゃないんで、誰と対戦しても安定した数字残せるようにていうのは思っています」。
去年を振り返った上で、今季に向けてもうワンランク上がるために必要なことはどんなことだと考えているのだろうかーー。
「去年はキャリアハイの数字は残せたんですけど、自分で(投球回数は)170、防御率とか目標にしてた数字が達成できなかったので、今年は自分の目標を自分でちゃんと達成できるようにしたいです。あんまり満足した1年を過ごしたことがないので、自分の超えたい数字をしっかりと超えれるように」。
目標の数字について具体的には「(イニング数)170とか言ってますけど、計算してたら絶対180っていけなくない数字だと思っています。そこまで投げたら、本当に1年間頑張ったなって言えると思うので、その数字もそうですし、優勝するにはしっかり自分で貯金を作らないとダメ。ほぼ5分みたいな成績だったので、そこはもっと頑張らないとなとは思います」と誓った。
最後に今季に向けて「自分の数字もそうですけど、優勝したいので、はい。そのためには自分が2桁以上とか、180イニング以上っていうところにくっついてくると思うので、チームの勝利のためにしっかりと腕を振りたいと思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太
昨季はシーズン終了後、秋季練習には参加せず、シーズンオフに突入した。プロ入りから毎年のように秋季練習に参加していたが、いつもと違ったシーズンオフ。CSが終わってから、どのように過ごしたのだろうかーー。
「秋季練習なかったので1週間ぐらい、完全に野球なんもしないっていう久しぶりの幸せな日々を過ごしました。でもそこからはやっぱりもう今年また改めて活躍できるように色々自分の中で試行錯誤して練習したりとかしていました」。
23年の秋季練習では、「今永さん、和田さんだったりに聞いて、投げない期間をガッツリ作っているよというのを聞いていて、僕自身野球人生の中でそんなに投げなかったことをあっても1週間、2週間の長さでも投げたことがなかったんですけど、和田さんとかも若い時1カ月休んでいたと言っていた。ちょっと怖かったんですけど、やるんだったらやってみようと投げるのをやめていて、その分インナーとかを肩とかやっている感じです」とシーズン終了から10月31日までボールを握らない時期を作ったが、今オフも一昨年と同じくらいボールを握らず、肩肘を休ませる時期を作った。
オフは「しっかりとした土台作り」をテーマに体を動かした。「結局原点戻るんですけど、体幹とかが安定していたら、シーズンの波はあまり出なくなるというか、安定するので、和田さんにもやれば負け数はもっと減らせるよねって話はされたので、はい。そこ重点的にという感じです」。
昨季は開幕投手を務め、カード頭の火曜日、金曜日に先発することが多く、“エース級”の投手と投げ合うことが多かった。
「それでももっと安定した成績残せるはずだと思います。QS率も高くしたいですけど、HQSの率も僕の中では大事だなと思っています。なのでエース級と対決するから負け数が増えて、そこであんまり逃げ道を作りたくないので。実際ピッチャーと対戦するわけじゃないんで、誰と対戦しても安定した数字残せるようにていうのは思っています」。
去年を振り返った上で、今季に向けてもうワンランク上がるために必要なことはどんなことだと考えているのだろうかーー。
「去年はキャリアハイの数字は残せたんですけど、自分で(投球回数は)170、防御率とか目標にしてた数字が達成できなかったので、今年は自分の目標を自分でちゃんと達成できるようにしたいです。あんまり満足した1年を過ごしたことがないので、自分の超えたい数字をしっかりと超えれるように」。
目標の数字について具体的には「(イニング数)170とか言ってますけど、計算してたら絶対180っていけなくない数字だと思っています。そこまで投げたら、本当に1年間頑張ったなって言えると思うので、その数字もそうですし、優勝するにはしっかり自分で貯金を作らないとダメ。ほぼ5分みたいな成績だったので、そこはもっと頑張らないとなとは思います」と誓った。
最後に今季に向けて「自分の数字もそうですけど、優勝したいので、はい。そのためには自分が2桁以上とか、180イニング以上っていうところにくっついてくると思うので、チームの勝利のためにしっかりと腕を振りたいと思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太