ニュース 2025.02.14. 17:25

ロッテ・小島和哉、ライブBPに登板「ぼちぼちかなと思います」〜2月14日の石垣島春季キャンプ〜

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ライブBPに登板したロッテ・小島和哉(撮影=山下拓人)

エース格の3人がライブBPに登板


 ロッテの石垣島春季キャンプ第3クール2日目の14日、朝から小雨が降っていたが、11時過ぎからライブBPが行われた。

 この日のライブBPには4年連続規定投球回&2年連続二桁勝利を達成したエース・小島和哉、昨季自身初の規定投球回に到達した種市篤暉、ソフトバンクからロッテにFA移籍した石川柊太といった先発の軸として期待される投手たちが登板。

 小島はライブBPで、「まずはストライクを取ることと、しっかり真っ直ぐを力まずにコーナー狙って投げることを意識して投げました」ということをテーマに20球投げた。

 中村奨吾に投じた2球目の空振りを奪ったチェンジアップは良い落ちだった。本人も「抜け感の感覚は良かった」とのこと。チェンジアップ以外ではスライダー、フォーク(スプリット)も投げた。「ちょっとフォークっぽかったですけど、真っ直ぐがスピード出るようになったら、自然と(フォークのスピード)そっちも上がると思っているので、もう少ししたらスプリットの感じになるかなと思います」。

 この日のライブBPについて「バッターに対して投げたのが今年初めてだったので、ぼちぼちかなと思います」と振り返った。

 小島の球を受けた高卒2年目の寺地隆成は「真っ直ぐ自体は後々聞いたら小島さん的にはあまり球速が出ていなかったと言っていたんですけど、僕的には結構強さ、球のキレ、球威を強く感じたと思うので、すごかったかなと思います。チェンジアップとかも結構緩急差もあって、打者のタイミングがずれていたのかなと思います」と分析。

 種市はライブBPで26球を投げた。種市の球を受けた寺地は「今年フォークとスプリットを扱っていくというところで、受けていてキレであったり、落ち幅、スプリットとフォークで少し球速差があるんですけど、落ち方も良かったと思いますし、自分的には良い球種だったと思います」とスプリット、フォークの凄さを口にした。

 種市の縦に落ちるスライダーに関して、寺地は「球速も130キロ出ると思うので、キレもいいですし、右バッターからしたら膨らんだりとかしないのでキレがあって空振りが取れるんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べた。

 小島、種市とエース格の2人の球を受けた寺地は「去年だったらなかなかない経験を今シーズンまだ始まっていない中で、春のキャンプですけど受けさせていただいたというのはいい経験になりました。これから一軍にいれば組ませていただくことがあると思うので、今のうちにコミュニケーションをしっかり取っていきたいと思います」と明かした。


打撃好調の和田


 打撃陣で目立ったのが和田康士朗。昨年の秋季練習からセンターから反対方向、バットを内側から出す意識を徹底し、春季キャンプでも連日、全体練習後に打ち込みを行うなど、今季にかける思いが伝わってくる。

 その和田は、「自分自身の状態は良いのかなと思います」と、石川柊太から右中間フェンス直撃の当たりを放てば、種市からも右中間を破りそうな打球があった。具体的に状態が良い理由について、「バッティング練習と変わらないスイングと言いますか、試合と練習で結構違ったりするんですけど、最近は同じスイングでできているかなと思います」と説明。

 打撃練習から「打球の感じが変わってきている」と昨年との違いを感じている。あとは実戦でどれだけ継続できるか。本人も「実戦に入ってどうなるかわからないですし、ちょっとのことで崩れたりすると思うので、そこでどう対応するかですね」と口にした。

 7年目の山口航輝も「真っ直ぐに入っていきながら、カーブもそうですけど、対応できたのでそこは良かったと思います」と、石川柊太の初球を左中間を破る打球を放てば、小野郁の初球にも右中間を破る当たり。それでも、この日のライブBPには「まあまあっすね」と振り返った。

 15日から楽天モンキーズとの練習試合を皮切りに、本格的な実戦がスタートする。「まず打つことが大事。長打だけでなく、結果を求めて頑張りたいです」と意気込んだ。

取材・文=岩下雄太

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