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ロッテは石垣島春季キャンプを16日に打ち上げた。
野手陣は春季キャンプ初日から全体練習後に愛斗、松川虎生が18時過ぎまで室内練習場でマシンを相手に黙々とバットを振り、石垣島春季キャンプ中はほぼ毎日最後までバットを振った。彼ら以外にも小川龍成、山本大斗、上田希由翔、寺地隆成、石垣雅海、和田康士朗といった選手たちも、各自課題を持って全体練習後にバットを振った。
愛斗は「キツイですけど、シーズン中きつくてもバットを振らなきゃいけないし、結果を出さなきゃいけない。レギュラーとして143試合全部出るために、しんどい時こそバットを振る気持ちでやっている。疲労はありますけど、その中でみんなやっている。レギュラーの人たちはやっていると思うので、そこを自分でこういう体の時はこういうふうにやったらいいんだなと考えながらやっています」と、石垣島春季キャンプ中、バットを振りまくった。
和田は「もうほんとにそろそろ足も衰えてくる年齢に近づいてくるかなと思うので、その辺り、やっぱりバッティングでアピールしていかないと生き残っていけない。バッティング1番に頑張りたいなっていう思いです」と室内練習場横の鳥かごの打撃練習場で、黙々と2時間近く打つ日が何度もあり、小川は個別練習の時間について「正しい練習を多くすればするほど技術的にはアップすると思うので、そう言った意識で量はすごい大事なのかなと思いますし、あとはその中で質を求めてバッティング練習は自分の中でスイングの軌道だったり色々試しているところがあるので、そこは染み付くには量が必要だと思うので、量をこなしてしっかり体に染み付くように時間を作ってやっています」と話した。
2年目の寺地は「速い球になれるというか、実戦でのピッチャーのストレートであったり、マシンで普通の打席に立った球速よりはるかに速いと思うので、動体視力というか、反応ができる練習になっていると思います」と、ライブBPが行われた9日の全体練習後の打撃練習で、マシンに近づいて打席に立って打った日もあった。
上田は全体練習後の室内での打撃練習について「修正するところもありつつ、しっかり強いスイングをするためにやっていました」と明かし、石垣は「バッティングって毎日、体が違ったりとかなので、なるべく戻すというんですかね、おかしくなった時に自分が戻る場所があるように、毎日練習終わりに同じことを確認作業をしている感じですね」と“1日の最後に”必ずバットを振った。
栗原健太打撃コーチは「自主練習のところはそれぞれしっかり考えて、打撃だったり守備だったりやっている中で、結構みんなバットを振れているので、ここまで本当に順調にきていると思います」と振り返った。
栗原コーチに中村奨吾、藤岡裕大といった主力選手たちが、全体練習後に率先してバットを振っていることも、若手選手たちの個別練習に関係しているのか訊くと、「それは、あると思います」と返ってきた。「やっぱり主力メンバーが数多く練習しているのを見たらやらなきゃいけないと、若い選手も自ずと思うので、良い環境の中でやれていると思います」。
栗原コーチは石垣島春季キャンプで「みんなそれぞれオフにしっかりやってきたなとキャンプ初日から思いましたし、しっかり振れていたので、それが今も継続してやってくれている。あとは試合で結果を出してほしいなと思いますね」と総括。
18日から本格的な競争が始まる。シーズンオフの自主トレ期間、石垣島春季キャンプでバットを振ってきた選手たちが、取り組んできたことを“結果”として現れてほしいところだ。
取材・文=岩下雄太
野手陣は春季キャンプ初日から全体練習後に愛斗、松川虎生が18時過ぎまで室内練習場でマシンを相手に黙々とバットを振り、石垣島春季キャンプ中はほぼ毎日最後までバットを振った。彼ら以外にも小川龍成、山本大斗、上田希由翔、寺地隆成、石垣雅海、和田康士朗といった選手たちも、各自課題を持って全体練習後にバットを振った。
愛斗は「キツイですけど、シーズン中きつくてもバットを振らなきゃいけないし、結果を出さなきゃいけない。レギュラーとして143試合全部出るために、しんどい時こそバットを振る気持ちでやっている。疲労はありますけど、その中でみんなやっている。レギュラーの人たちはやっていると思うので、そこを自分でこういう体の時はこういうふうにやったらいいんだなと考えながらやっています」と、石垣島春季キャンプ中、バットを振りまくった。
和田は「もうほんとにそろそろ足も衰えてくる年齢に近づいてくるかなと思うので、その辺り、やっぱりバッティングでアピールしていかないと生き残っていけない。バッティング1番に頑張りたいなっていう思いです」と室内練習場横の鳥かごの打撃練習場で、黙々と2時間近く打つ日が何度もあり、小川は個別練習の時間について「正しい練習を多くすればするほど技術的にはアップすると思うので、そう言った意識で量はすごい大事なのかなと思いますし、あとはその中で質を求めてバッティング練習は自分の中でスイングの軌道だったり色々試しているところがあるので、そこは染み付くには量が必要だと思うので、量をこなしてしっかり体に染み付くように時間を作ってやっています」と話した。
2年目の寺地は「速い球になれるというか、実戦でのピッチャーのストレートであったり、マシンで普通の打席に立った球速よりはるかに速いと思うので、動体視力というか、反応ができる練習になっていると思います」と、ライブBPが行われた9日の全体練習後の打撃練習で、マシンに近づいて打席に立って打った日もあった。
上田は全体練習後の室内での打撃練習について「修正するところもありつつ、しっかり強いスイングをするためにやっていました」と明かし、石垣は「バッティングって毎日、体が違ったりとかなので、なるべく戻すというんですかね、おかしくなった時に自分が戻る場所があるように、毎日練習終わりに同じことを確認作業をしている感じですね」と“1日の最後に”必ずバットを振った。
栗原健太打撃コーチは「自主練習のところはそれぞれしっかり考えて、打撃だったり守備だったりやっている中で、結構みんなバットを振れているので、ここまで本当に順調にきていると思います」と振り返った。
栗原コーチに中村奨吾、藤岡裕大といった主力選手たちが、全体練習後に率先してバットを振っていることも、若手選手たちの個別練習に関係しているのか訊くと、「それは、あると思います」と返ってきた。「やっぱり主力メンバーが数多く練習しているのを見たらやらなきゃいけないと、若い選手も自ずと思うので、良い環境の中でやれていると思います」。
栗原コーチは石垣島春季キャンプで「みんなそれぞれオフにしっかりやってきたなとキャンプ初日から思いましたし、しっかり振れていたので、それが今も継続してやってくれている。あとは試合で結果を出してほしいなと思いますね」と総括。
18日から本格的な競争が始まる。シーズンオフの自主トレ期間、石垣島春季キャンプでバットを振ってきた選手たちが、取り組んできたことを“結果”として現れてほしいところだ。
取材・文=岩下雄太