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3年目ブッシュ&新人ショウのバックアップを強化
鈴木誠也、今永昇太の所属するシカゴ・カブスがFAのジャスティン・ターナー内野手(40)を獲得したと現地時間18日、米複数メディアが報じた。契約は1年600万ドルとされ、出来高最大250万ドルが含まれている。
ターナーは2006年のドラフトでレッズに入団し、2009年にオリオールズでMLBデビュー。2014年にドジャースへ移籍してから打撃が開花し、同年から2021年まで8シーズン連続でOPS.800以上を記録。2017年には打率.322、21本塁打、OPS.945の活躍を収め、オールスターゲーム初出場を飾った。ドジャースに所属した9シーズン全てでポストシーズンに出場し、2020年のワールドシリーズ制覇に貢献。16シーズン通算打率.285、198本塁打、OPS.821をマークしている。
2022年限りでドジャースを退団し、2023年はレッドソックス、昨季はブルージェイズとマリナーズでプレー。2球団通算139試合に出場して打率.259、11本塁打、55打点、OPS.737という成績だった。ドジャース所属時は三塁を主戦場としていたが、近年は一塁と指名打者での出場がメインとなっている。
カブスは右打者のターナーを今季3年目の一塁手マイケル・ブッシュと共に、左右プラトーンで起用する構想のようだ。また、大物FA内野手アレックス・ブレグマンの争奪戦に敗れたことで三塁のレギュラーが定まっておらず、デビュー前の有望株マット・ショウが1番手として有力視されている状況。経験豊富なベテラン打者の獲得により、キャリアの浅い両コーナーの強化を図った。