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「目を閉じていてもボールがミットに届くような感覚」
現地時間18日、ボルティモア・オリオールズの菅野智之投手(35)がフロリダ州ブラデントンにて行われているスプリングトレーニングで初ブルペンに入った。その様子を米複数メディアが伝えている。
MLB1年目の菅野はビザ取得の関係で到着が遅れ、合流4日目にして初のピッチング練習。背番号『19』の入ったオレンジ色のユニフォームでブルペンに入ると、平均92マイル(約148キロ)の直球にツーシーム、カットボール、カーブ、フォークの変化球を交え、計35球を投じた。練習後には現地メディアの取材に対し「ある程度自分のボールを投げれたし、コントロールできたので、そこは良かったと思います」と手応えを見せた。
捕手を務めたゲーリー・サンチェスは「目を閉じていてもボールがミットに届くような感覚。正直、彼のコマンドと制球力には感心した」と話し、菅野の制球力を絶賛。過去にバッテリーを組んだ田中将大、ダルビッシュ有を例に挙げ、「日本人投手はストライクをたくさん投げることができる。菅野は自然体でブルペンに入っていたのが良かった」と印象を語った。