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ベテラン先発左腕を安価で獲得
現地時間20日、ピッツバーグ・パイレーツがFAのアンドリュー・ヒーニー投手(33)を獲得したと米複数メディアが報じた。契約は1年500万ドルとされている。
ヒーニーは2012年のドラフトで球団1巡目指名を受けてマーリンズに入団し、2014年にMLBデビュー。同年オフにミゲル・ロハス、キケ・ヘルナンデスらが絡んだ三角トレードでエンゼルスに移り、その後は先発ローテーションの一角としてプレー。2021年途中からヤンキース、2022年はドジャースに所属していた。
かつては故障離脱の多かったヒーニーだが、2023年のレンジャーズ加入以降は稼働率が安定。同年にはキャリア最多の10勝を挙げ、球団初のワールドシリーズ制覇に貢献した。昨季は32試合に登板して5勝14敗、160回で防御率4.28、159奪三振を記録。11シーズン通算では51勝62敗、防御率4.45をマークしている。
パイレーツは、レンジャーズ加入時に2年総額2500万ドルという契約を結んでいたヒーニーを、大幅にディスカウントした単年契約での獲得に成功。昨季ナ・リーグ新人王に輝いたポール・スキーンズ、2年連続2桁勝利のミッチ・ケラーを中心とした先発ローテーションが出揃った。