

22日からオープン戦が始まり、ロッテは北谷で中日と対戦する。現役ドラフトでロッテに加入した石垣雅海にとって古巣との対戦だ。
石垣は古巣との対戦に「ドラゴンズということをあまり気にせずに、1つの試合、1つの打席としてやっていけたらなと思います」と、意識せず自分自身がアピールすることだけを考える。
石垣は昨年行われた入団会見で、オフはバッティングを一番に伸ばしていきたいと話していたが、自主トレでは「ボールを捉える感じだったりとか、キャンプに入ってから力みとかいろんな疲れもあると思うので、その中で自主トレでやってきたことを出せるようにというのは自分の中でやっています。なかなかうまくいかない時もあるんですけど、コーチと喋りながら、考えながらやっていきたいと思います」とボールの入っていき方、捉え方を意識して取り組んだ。
石垣島春季キャンプ中、栗原健太打撃コーチから指導を受けることが多かったが、ボールの捉え方の部分などを言われていたのだろうかーー。
「そうですね、上半身の使い方とかを話しながらという感じですね」。
守りでは、石垣島春季キャンプではセカンド、ショート、サードなど複数のポジションを守っていた。「形云々よりアウトにすること」と、1つのアウトを全力で奪いに取りに行くつもり。
「本当に取れるアウトを取ることもそうですし、球際の強さ、難しい打球とかもアウトにすることだったり、結局は打たないとスタメンでは出られないと思うので、そこもきっちり打てるようにと思います」。
昨季までプレーしていた中日はセ・リーグに所属している球団で、今季からプレーするロッテはパ・リーグに所属する。「セ・リーグよりも真っ直ぐが強くて、真っ直ぐ勝負が多かったりという話はチラッと聞きました」と明かし、ストレートの対応力については「ある程度、ウエスタンでファームの一軍投手と戦う機会があったりしましたけど、自分の調子次第で打てる打てないがあるので、そこをやっぱり状態が悪いなりでも打てるようにならないといけないなというのはありますね」と口にした。
また球団が新しくなったことで、石垣に対する首脳陣のイメージがフラットな状態になる。そこは石垣の中で大きかったりするのだろうかーー。
「それはあると思いますね。自分がどういう選手というのをまだわからない部分もあると思うので、実戦とか練習の中で自分がどういう選手というのを見せつけるというか、わかってもらえるようにやっていきたいと思います」。
石垣は初の対外試合となった2月16日の楽天モンキーズとの練習試合、ショートの守備から途中出場し、0-3の6回無死満塁で迎えた移籍後対外試合初打席、「思いっきり行くのもそうだったんですけど、左ピッチャーだったので、満塁で強引にならないように逆方向を意識した結果、変化球をうまく拾えたので良かったなと思います」と、左のライ・インハオが1ボール1ストライクから投じた3球目をレフトに2点適時打。
ショートの守備から途中出場した19日の広島との練習試合では内野安打、『8番・セカンド』でスタメン出場した20日のDeNAとの練習試合では2安打1打点と、ここまで対外試合3試合に出場して、打率.444(9-4)、3打点とアピールしている。
「ドラゴンズであんまりバッティングでは貢献できなかった。自分でももどかしい部分がいっぱいあったので、それを払拭してバッティングでもしっかり打てるところをアピールしていきたいと思います」。
昨年12月の入団会見で“開幕スタメンを狙っていきたい”と宣言している。ロッテの内野陣はレギュラー候補は多くいるが、絶対的な存在はほとんどいない。打ち続ければ、開幕スタメンが見えてくる。
取材・文=岩下雄太
石垣は古巣との対戦に「ドラゴンズということをあまり気にせずに、1つの試合、1つの打席としてやっていけたらなと思います」と、意識せず自分自身がアピールすることだけを考える。
自主トレ
石垣島春季キャンプ中、栗原健太打撃コーチから指導を受けることが多かったが、ボールの捉え方の部分などを言われていたのだろうかーー。
「そうですね、上半身の使い方とかを話しながらという感じですね」。
守りでは、石垣島春季キャンプではセカンド、ショート、サードなど複数のポジションを守っていた。「形云々よりアウトにすること」と、1つのアウトを全力で奪いに取りに行くつもり。
「本当に取れるアウトを取ることもそうですし、球際の強さ、難しい打球とかもアウトにすることだったり、結局は打たないとスタメンでは出られないと思うので、そこもきっちり打てるようにと思います」。
新天地でのプレー
昨季までプレーしていた中日はセ・リーグに所属している球団で、今季からプレーするロッテはパ・リーグに所属する。「セ・リーグよりも真っ直ぐが強くて、真っ直ぐ勝負が多かったりという話はチラッと聞きました」と明かし、ストレートの対応力については「ある程度、ウエスタンでファームの一軍投手と戦う機会があったりしましたけど、自分の調子次第で打てる打てないがあるので、そこをやっぱり状態が悪いなりでも打てるようにならないといけないなというのはありますね」と口にした。
また球団が新しくなったことで、石垣に対する首脳陣のイメージがフラットな状態になる。そこは石垣の中で大きかったりするのだろうかーー。
「それはあると思いますね。自分がどういう選手というのをまだわからない部分もあると思うので、実戦とか練習の中で自分がどういう選手というのを見せつけるというか、わかってもらえるようにやっていきたいと思います」。
石垣は初の対外試合となった2月16日の楽天モンキーズとの練習試合、ショートの守備から途中出場し、0-3の6回無死満塁で迎えた移籍後対外試合初打席、「思いっきり行くのもそうだったんですけど、左ピッチャーだったので、満塁で強引にならないように逆方向を意識した結果、変化球をうまく拾えたので良かったなと思います」と、左のライ・インハオが1ボール1ストライクから投じた3球目をレフトに2点適時打。
ショートの守備から途中出場した19日の広島との練習試合では内野安打、『8番・セカンド』でスタメン出場した20日のDeNAとの練習試合では2安打1打点と、ここまで対外試合3試合に出場して、打率.444(9-4)、3打点とアピールしている。
「ドラゴンズであんまりバッティングでは貢献できなかった。自分でももどかしい部分がいっぱいあったので、それを払拭してバッティングでもしっかり打てるところをアピールしていきたいと思います」。
昨年12月の入団会見で“開幕スタメンを狙っていきたい”と宣言している。ロッテの内野陣はレギュラー候補は多くいるが、絶対的な存在はほとんどいない。打ち続ければ、開幕スタメンが見えてくる。
取材・文=岩下雄太