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移籍後初打席で130メートル先制弾
ニューヨーク・メッツのフアン・ソト外野手(26)が現地時間22日に行われたアストロズとのオープン戦に「2番・右翼手」で先発出場。第1打席で今春1号となる本塁打を放った。
ソトは1回裏、一死走者無しでメッツでの初打席に入ると、カウント2-1から先発左腕ゴードンの甘く入ったフォーシームを振り抜き、打球は左中間スタンドへ。426フィート(約130メートル)の一発で鮮烈な新天地デビューを飾った。
続く2回裏、一死満塁で迎えた第2打席では併殺崩れの内野ゴロで追加点を挙げ、この試合2打数1安打、1本塁打、2打点という内容。ソトの先制アーチから試合を優位に進めたメッツが6対2で勝利し、2025年シーズンの好スタートを切った。
ドミニカ共和国出身のソトはナショナルズ所属時の2018年に19歳の若さでMLBデビューを飾り、8シーズン通算で打率.285、201本塁打、592打点、出塁率.421、OPS.953を記録し、シルバースラッガー賞に5度輝いた。昨季はヤンキースで157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988の好成績をマーク。今オフにFAを迎え、プロスポーツ史上最高額となる15年総額7億6500万ドルの大型契約でメッツに加入した。