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今春2戦目で3四死球の乱調
シアトル・マリナーズの藤浪晋太郎投手(30)が現地時間27日に行われたジャイアンツとのオープン戦にリリーフ登板。5番手としてマウンドに上がるも、1回を投げ切れず4失点を喫した。
1点リードの5回表に登板した藤浪だったが、先頭打者コスに死球を与えると、続く1番ウェイドJr.を四球で歩かせ、いきなり無死一、二塁とピンチを背負った。2番ルシアーノを併殺コースの一ゴロに打ち取ったが、二塁手の悪送球により同点の二塁走者が生還。続く3番李政厚には10球粘られた末に四球を与え、4番マトスには逆転の中越え2点適時二塁打を浴びた。5番ハフから見逃し三振を奪ったところで降板し、後続投手が適時打を許したことで藤浪に4失点目が記録された。
この試合の藤浪は2/3回、25球を投げて1被安打、3四死球、1奪三振、4失点という内容。前回登板を上回る最速98.7マイル(約158.8キロ)を記録したが、制球定まらず、今季初の救援失敗を喫した。試合はマリナーズが一時同点に追いつくも、最終的に4対6で敗れている。