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2013年以来、2度目の世界一を目指す
MLBで22年間プレーし、2022年に現役を引退したアルバート・プホルス氏(45)が2026年に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でドミニカ共和国代表の監督を務める見込みとなった。現地時間2月28日、米複数メディアが報じた。
プホルス氏は2001年にカージナルスでMLBデビューを飾り、通算歴代4位の703本塁打、同2位の2218打点をマーク。ナ・リーグを代表する強打者としてカージナルス時代にはMVPに3度輝き、ワールドシリーズを2度制覇。キャリア通してオールスターゲームには11度出場した。2012年からエンゼルス、ドジャースと渡り歩き、2022年に古巣カージナルスで現役を引退。2006年の第1回大会に選手として出場して以来、20年ぶりの代表入りとなるようだ。
キャリア初めて指揮を執った今冬のドミニカ・ウィンターリーグでは、レオネス・デル・エスコヒードの監督として見事リーグ優勝。メキシコやプエルトリコなど近隣国の各優勝チームが集まるカリビアン・シリーズでも優勝に導き、球団5度目、母国に23度目となるタイトルをもたらした。
WBCドミニカ共和国代表は第1回大会から6大会連続で出場を続け、2013年の第3回大会では無敗優勝を達成した。しかし、第4回大会は2次ラウンド、前回大会は1次ラウンドで敗退と苦戦。次回大会ではベスト4進出歴のあるベネズエラやオランダと同組のグループDに入っている。