オープン戦
● 中日 6 - 9 阪神 ○
<2月23日 沖縄・北谷>
中日はオープン戦2連敗スタートとなったが、打線が12安打6得点と反発力を見せた。
4点を先取された直後の1回裏、2番・カリステの左前打、3番・福永の四球で好機を作ると、二死一、二塁で新外国人の5番・ボスラーが特大弾。阪神先発・才木の初球を完璧に捉えた打球は、右翼席後方の防球ネットを越える場外3ランとなった。1点を追う2回は、二死二塁で1番・岡林が左越え適時二塁打を放ち同点。昨季13勝を挙げた才木からすぐさま4点を奪い返した。
再び追いかける展開となった7回は、二死から濱、上林、辻本の3連打で5点目。8回は敵失絡みで6点目を奪い、9回は無得点に終わったものの、二死から再び上林、辻本の連打で好機を作りファンを沸かせた。
ボスラーは持ち前のパワーを披露し、2打数2安打1盗塁の福永は四球も含め全3打席出塁。途中出場の上林と辻本もマルチ安打とアピールした。
先発マウンドに上がった涌井は、先制3ランを浴びるなど初回に6安打を集中され2回4失点で降板。3番手以降の吉田、伊藤、橋本の3投手も失点を記録したものの、2番手で登板した開幕投手候補筆頭の髙橋宏は、2回1安打無失点と貫禄投球を披露した。