◆ 米球界3年目のシーズンが開幕
シアトル・マリナーズの藤浪晋太郎投手(30)が現地時間23日に行われたダイヤモンドバックスとのオープン戦にリリーフ登板。5番手として1回を無失点に抑えた。
マリナーズ7点リードの5回表、加入後初のマウンドに上がった藤浪は、先頭打者ケッシンジャーからシンカーで空振り三振を奪い、続く1番モレノを中直。左打者の2番トーマスには制球を乱して四球を与えたが、再び右打者の3番グリチェクはシンカー2球で追い込み、最後は外角低めへのカットボールで空振り三振に仕留めた。
この試合の藤浪は打者4人に対して17球を投げ、1回1四球、2奪三振、無失点という内容。最速98.4マイル(約158.4キロ)を記録した。試合はマリナーズが17安打11得点の猛攻で11対5とし、今春3戦目にして初勝利を挙げた。