春季キャンプ最後の実戦を勝利で飾り、チームメイトとタッチを交わす宗山塁(中央)

練習試合
● ヤクルト 6 - 8 楽天 ○
<2月24日 浦添>

 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)がヤクルトとの練習試合に代打で途中出場。鮮やかな中前打を放ち、対外試合打率.438で沖縄での実戦を終えた。

 9回に先頭で代打出場。ヤクルトのリリーフ左腕・田口と対戦し、2ボール1ストライク後の低め直球をコンパクトに中前へ弾き返した。これで沖縄での対外試合打率は.438(16打数7安打)にアップ。そのまま遊撃の守備に就き、最後は二死二、三塁のピンチでウイニングボールとなる遊直をつかみ、チームメイトと勝利のハイタッチを交わした。

 この日はベンチスタートだったが「試合中はコーチと話しながら見ていた。途中から出ることによって、また違った感覚もあったと思う」と三木監督。代打安打については「セ・リーグを代表する田口投手から打てたのはよかったと思う」と称えた。

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