今季最長イニングで1安打無失点の好投

　デトロイト・タイガースの前田健太投手（36）が現地時間4日に行われたレイズとのオープン戦に先発登板。4回途中無失点の好投を見せた。

　前田は初回、先頭打者ディアスから空振り三振を奪い、2番ロウを中飛、3番ヒメネスを一飛に打ち取って三者凡退の立ち上がり。2回裏、3回裏ともに2三振を奪って三者凡退とし、打者一巡をパーフェクトに封じた。

　1点先制直後の4回裏には、先頭安打と四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、3番ヒメネス、4番ジャンセンを続けてフライアウトに仕留め、二死としたところで降板。元西武の2番手左腕エンスが後続打者を打ち取り、前田は無失点で今春3戦目を終えた。

　この試合の前田は3回2/3、打者13人と対戦して1被安打、5奪三振、1四球、無失点という内容。前回登板では3回3失点を喫したが、この試合では今季最長イニングを無失点に抑え、オープン戦防御率3.12に低下。開幕ローテーション入りを目指し、アピールを続けている。