オープン戦に先発登板した前田健太

◆ オープン戦2登板目で今春初黒星

 デトロイト・タイガースの前田健太投手(36)が現地時間27日に行われたレッドソックスとのオープン戦にリリーフ登板。2番手として登板したが、3回3失点を喫して敗戦投手となった。

 先発ジャック・フラーティの後を受け、1点ビハインドの3回表から登板した前田は、MLB全体7位有望株の2番キャンベルをフォーシームで空振り三振に仕留めるなど三者凡退の立ち上がり。4回表には連打を浴びて無死一、三塁とピンチを背負ったが、スイーパーで連続三振を奪い、最後は6番ソガードを二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた。

 バッテリーを組む正捕手ジェーク・ロジャーズの同点ソロで援護を貰った前田だったが、直後の5回表、対戦2巡目を迎えるレッドソックス打線につかまった。先頭打者トンプソンの二塁打でこの回もピンチを迎えると、一死の後、全体2位有望株のアンソニーに適時二塁打を許して勝ち越し点を献上。再びキャンベルから空振り三振を奪って二死とするも、全体12位有望株のメイヤーに2ラン本塁打を浴び、この回3点を失った。

 この試合の前田は3回、打者14人に対して50球を投げ、5被安打、5奪三振、3失点という内容で、最速92.7マイル(約149.2キロ)を記録。試合はタイガースが5対6で敗れ、前田にオープン戦1敗目がついた。

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