パ・リーグ

ロッテ・愛斗「サインがエンドランだったので…複雑な気持ち」もレフトスタンドに一発!

ロッテ・愛斗[撮影=岩下雄太]

オープン戦
○ DeNA 5 - 2 ロッテ ●
<3月4日 横浜スタジアム>

 ロッテは4日のDeNAとのオープン戦、ソフトバンクからFA移籍した石川柊太が先発し、3回54球を投げて3安打3四球3失点。初回に筒香嘉智の左適時打を浴びるなど、2点を失ったが、2回以降は無失点だった。また、2番手の高卒2年目、19歳右腕の木村優人は、力強いストレートを中心に2回を24球、1安打無失点だった。

 試合開始時、気温5.9℃の環境だったこともあり、吉井理人監督は、石川柊太について「立ち上がりは、やっぱり気温が低かったので投げづらかったと思いますけど、投げていくうちにだんだん良くなってきたので順調だと思います」と話した。一軍での対外試合初登板となった木村については、「よかったです。それしか言いようがないです。一軍の実戦が初めてだったと思いますけど、初球からストライクを取れていましたし、しっかり自分の実力を出したんじゃないかなと思います」と評した。

 打線では7番右翼で先発出場の愛斗が、4回無死一塁で2ボール1ストライクからDeNAの石田裕太郎の甘く入ったストレートを捉え、左越えの2ラン本塁打を放った。「サインがエンドランだったので…複雑な気持ち」と話した愛斗だったが、「低く強い打球を心掛けていた」という。現役ドラフトでの移籍1年目だった昨季は、一軍出場52試合にとどまった。「去年、あまり試合に出られなかったので、今年は後から行く選手じゃないぞっていう気持ちで。後から行く気はないので。頭からいくんだっていう気持ちでやっています」と外野のレギュラー獲りへ意気込んだ。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)

もっと読む