オープン戦に先発登板したカブス・今永昇太(写真=GettyImages)

◆ カブスの日本人コンビが活躍

 シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)、鈴木誠也外野手(30)が現地時間4日に行われたパドレスとのオープン戦に先発出場。今永は4回無失点の好投を見せ、鈴木は2試合ぶりとなる安打を放った。

 今春2戦目を迎えた今永は初回、先頭打者ロサリオ、2番シーツを2者連続三振に仕留めると、死球の後、4番ゴンザレスからも空振り三振を奪って初回3三振の好スタート。続く2回表は凡打3本で三者凡退に抑えた。

 2点先制した直後の3回表は、先頭安打と犠打で一死二塁とするも、1番ロサリオ、2番シーツをともに内野フライに打ち取り、この試合唯一のピンチを脱出。4回表にも先頭打者ジョーに安打を許したが、3番ゴンザレスを二飛、4番カンプサノを二ゴロ併殺打とし、無失点でマウンドを降りた。

 この試合の今永は4回を投げ、打者14人と対戦して2安打、3奪三振、1死球、無失点という内容。今季初登板では3回途中3失点という投球だったが、約2週間後に控えた東京での開幕戦に向け、順調な仕上がりを見せた。

 また、現地1日に中堅、同3日に左翼を守った鈴木は、この試合では本職の右翼に就いて3打数1安打、1盗塁をマーク。5回裏の第3打席で三塁手の横を抜ける安打を放つと、次打者マイケル・ブッシュの打席で今春初盗塁に成功し、ブッシュの右前適時打を演出。オープン戦成績は打率.158、OPS.385となっている。

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