◆春季キャンプでは投手MVPに選ばれる
阪神の門別啓人投手(20)が8日、DeNAとのオープン戦(甲子園)に先発登板。4回2安打無失点の好投を披露し、これで今春の実戦登板は計15イニング連続無失点となった。
初回は遊撃・小幡の好プレーにも助けられ無失点スタート。2回は6番・加藤、7番・東妻を連続三振に仕留めるなど3者凡退でゼロを刻んだ。3回は圧巻の3者連続奪三振を披露。前の回から5者連続奪三振をマークした。
4回は安打と2四球で無死満塁の大ピンチを招いたが、5番・山本を内角直球で三邪飛に退けたあと、続く加藤は一ゴロ併殺に仕留め無失点。4回53球、2安打無失点、5奪三振2四球の内容で降板となった。
これで今春の実戦登板は、紅白戦と練習試合も含め、15イニング連続無失点。藤川新監督から春季キャンプ投手MVPに選ばれた左腕が、開幕ローテ入りへまた一歩近づいた。
新人王資格を残す高卒3年目の好アピールに虎党も反応。SNS上では「開幕ローテ入り当確」「5者連続三振はエグい」「これは新人王候補筆頭!」など、今季の活躍を期待するコメントが多く見られた。