オープン戦
● 阪神 4 - 5 DeNA ○
<3月8日 甲子園>

 DeNAが阪神とのオープン戦に逆転勝利。「1番・右翼」でフル出場した梶原昂希外野手(25)が、2安打1打点1盗塁と存在感を示した。

 初回の第1打席は阪神の遊撃・小幡の好守に阻まれ遊ゴロに倒れたものの、6回の第3打席は先頭で左前打を放ち、続く蝦名の打席で二盗を決め好機を演出した。0-4で迎えた8回の第4打席は再び先頭で四球出塁。そのあと二塁へ進み、途中出場・京田の右前適時打でチーム初得点となる生還を果たした。

 2点を追う9回の第5打席は一死一、二塁の好機で右前適時打を放ち、なおも一死一、三塁の好機を演出。DeNAは続く蝦名の三ゴロの間に同点に追いつくと、なおも二死一、三塁の好機で代打・勝又が逆転の右前適時打を放ち、梶原が決勝点となるホームを踏んだ。

 飛躍が期待されるリードオフマンは、3月5・6日にオランダ代表と強化試合を行った野球日本代表・侍ジャパンのメンバーに選ばれ、2試合連続で盗塁を決めるなど武器であるスピードをアピール。そして、チーム再合流初戦で4打数2安打1打点、1四球1盗塁2得点と活躍し、ひと回り成長した姿を見せた。

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