オープン戦
日本ハム 6 - 6 中日
<3月8日 エスコンF>
昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムに移籍した吉田賢吾捕手(24)が、中日とのオープン戦に「7番・三塁」で先発出場。4打数4安打1打点と広角打法を披露し、持ち前の打撃センスをアピールした。
2回の第1打席は一死一、三塁の好機で中日の先発左腕・マラーと対戦。1ストライク後のチェンジアップを逆方向に弾き返した打球は、一・二塁間を破る右前適時打となった。二死一塁で迎えた4回の第2打席は再びマラーと対峙。追い込まれたあとファウルで粘ると、最後は9球目の内角低めに食い込んで来る変化球を上手く捉え、打球は左翼フェンス直撃の二塁打となった。
快音は止まらない。2点を追う6回の第3打席は二死一、二塁で2番手右腕の梅野から左前打を放ち、続くマルティネスの押し出し死球、水野の満塁弾につなげた。一死無走者で迎えた8回の第4打席は、4番手右腕・藤嶋から中前打を放ち衝撃の4打席連続ヒット。5回まで守った三塁と、6回から移った左翼守備では不慣れな一面を露呈したものの、持ち前の打撃センスを首脳陣に猛アピールした。
日本ハムでは、2023年12月の現役ドラフトでソフトバンクから移籍してきた水谷が昨シーズン大ブレーク。SNSでは「現ドラ吉田くん4の4最高」「やっぱり打撃センスは素晴らしい」「水谷に続け!」「松岡、水谷、吉田、ファイターズの現ドラ組エグい」など、吉田の活躍を称える声が相次いだ。