◆ 昨季ホールド王の穴埋め補強
現地時間13日、セントルイス・カージナルスがFAのフィル・メイトン投手(31)を獲得したことを発表。契約は1年200万ドルとされている。
メイトンは2015年のドラフトでパドレスに入団し、2017年にMLBデビュー。2021年から4年連続で60試合登板をクリアするなど、通算415登板で64ホールドを記録。昨季はレイズとメッツでキャリア最多となる計71試合に登板し、3勝3敗18ホールド、防御率3.66という成績だった。
今オフのカージナルスは30球団で唯一、FA選手とのメジャー契約がなく、開幕2週間前にして待望のFA補強に成功した。昨季のブルペン陣では守護神ライアン・ヘルズリーが最多セーブ、アンドリュー・キトレッジが最多ホールドのタイトルを獲得。そのキトレッジが今オフFAを迎えてオリオールズへ移籍し、セットアッパー候補の補強が必要視されていた。