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MLB通算623登板の右腕、阪神のシートノックに「今まで見た中で、最も綺麗で美しい練習」と絶賛!

カブスのプレスリー

 今季からシカゴ・カブスに加入したライアン・プレスリーは、新天地のチームの雰囲気について語った。

 メジャー通算623試合に登板する36歳のプレスリーは13年にミネソタ・ツインズでメジャーデビューし、18年途中から昨季までヒューストン・アストロズでプレー。主にクローザーを務め、アストロズの黄金時代を支えた。

 今季からプレーするカブスの雰囲気について「歴史あるチームだからね。僕はいつも遠くから見ていてカブスのことを尊敬していたんだ。ミネソタ、ヒューストン、そしてカブスとリーグを回って、組織やファン、全てのものを見てきた。だから、リグレー・フィールドはかなり歴史的な球場だからプレー出来ることに興奮しているんだ。チームメイトも素晴らしい。ここに来て少しけれど、素晴らしい人たちばかりだ。だから楽しい経験になるだろうね。試合が待ちきれないよ」と、新しいチームメイトとペナントを戦うことを楽しみにしている。

 14日に東京ドームで行われた練習では、チームメイトのダンスビー・スワンソン同様に阪神タイガースのシートノックをジッと見つめていた。

 「とても印象的だった。今まで見た中で、最も綺麗で美しい練習だった。彼らがどれだけ組織化され、どれだけ技術があるか。見ていて本当に楽しいよ。彼らはとてもハードな練習をしているし、日本には(今永)昇太や鈴木誠也のような選手もいる。本当にクールだよ」。

 カブスは20年以来のプレーオフ、16年以来の世界一を目指す。「僕はただ、どんな形であれ勝利に貢献したいんだ。勝つためなら何でもする。ポストシーズンに戻りたい。プレーオフほど楽しいものはないし、リグレーそれを達成するのは特別なことだ。シカゴの街は素晴らしいし、ファンも素晴らしい。信じられないような雰囲気になるだろうね」。

 3月18日と19日にはドジャースと東京ドームで開幕戦を戦う。「東京駅にあるホテルの40階で寿司を食べたんだ。本当に素晴らしい経験だったよ」と写真を見せてくれ、笑顔だった。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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