◆ 新たな二刀流有望株が米球界デビュー
アスレチックス傘下に所属する森井翔太郎選手(18)が現地時間14日に行われたパドレス有望株とのエキシビジョンマッチ『スプリング・ブレークアウト』に途中出場。代打から2打席に立ち、アメリカでの実戦デビューを飾った。
森井は8回表、無死一塁の場面で初打席に入り、カウント2-1から低めのシンカーを打つも遊ゴロに倒れた。9回表、二死一、二塁の好機で迎えた第2打席は、カウント2-2から外角低めのシンカーに手を出し、ファウルチップを捕球されて三振。2打数無安打でデビュー戦を終えた。
3月に東京の桐朋高校を卒業した森井は、高校時代に打者として通算45本塁打、投げては最速153キロを計測。二刀流選手としてプロ入り前から日米の注目を集め、昨年のNPBドラフト会議を前にメジャー挑戦の意向を表明した。今年1月に国際アマチュアFA選手としてアスレチックスとマイナー契約を結び、すでに球団内28位有望株として期待を受けている。