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ドジャースのコーチが明かす山本由伸と佐々木朗希への期待と起用法「ヤマに関しては…」、「ロウキは1年目ということで…」

ロサンゼルス・ドジャースのダニー・リーマンベンチコーチが、山本由伸投手、佐々木朗希投手について言及した。
ドジャースは3月18日と19日に東京ドームで開催されるシカゴ・カブスとの開幕戦に山本由伸投手、2戦目に佐々木朗希投手の先発が予想される。リーマンコーチは、「昨年はヤマ(山本由伸)が素晴らしい働きをしたし、2年目の彼はより自信を持っている。ロウキが移籍してくることで、彼のサポートもしてくれると思うよ。ロウキにとっても、試合内容やドジャースのやり方、投球スケジュールなどを理解すしやすいと思うし勉強になるからね。今年のヤマは、本当にいい選手になると思うし、ロウキにとっても頼れる存在になると思う」と評価する。
山本由伸、佐々木朗希にはどれくらい期待しているのだろうかーー
「ヤマに関してはたくさん投げて、先発ローテーションの柱になってもらうこと。そしてシーズン通して長いイニングを投げられるようになること。それができると確信している。彼が昨年やってのけたこと、そして次のステップに進む姿を見てね。ロウキに関しては1年目ということで、少し起用法なども柔軟になって来ると思う。2人ともたくさん投げられるし、自信を持って試合に臨める」。
起用法などについて「我々にとってありがたいのは、4月の最初の1ヵ月は週に1回は1日を通してのオフがあること。彼らが日本で慣れ親しんだ中6日のような、適切な休養を取れるスケジュールを組める。オフの日を利用して計画を立て、全員がローテーションに入れるように出来るのは良い事だね」と明かした。
また、日本の野球の雰囲気については「信じられないよ。 とてもクールだ。野球がどのようにプレーされ、見られ、理解されているのか、去年は韓国でのソウルシリーズでそれを見たけど、日本はまた雰囲気が違うんだ」と話し、「クレイジーなんだ。僕らが打っているときは応援団はとても落ち着いていて静かなのに、日本のチームが打っている時は声が大きくなる。とてもクールなんだ」と日本の応援に驚いていた。
ドジャースは2年連続世界一を目指すシーズンとなる。リーマンコーチは「多くの投手がポストシーズン、ワールドシリーズとたくさんの球数を投げてきた。だから第一は、健康でいることだね。私たちにとって大変なのは、ここ日本で1年をスタートさせるということ。アメリカで改めてシーズンに向けて準備を整えなければいけないし、私たちにとってチャレンジなことだよ」と意気込んだ。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)