● カブス 3-6 ドジャース ○
<3月19日 東京ドーム>
シカゴ・カブスがドジャースとの東京開幕シリーズに2連敗。鈴木誠也外野手(30)は「2番・指名打者」でフル出場するも2試合通して快音出ず、8打数無安打でシリーズ閉幕となった。
地元・東京でMLB4年目シーズンの開幕を迎えた鈴木だったが、18日の開幕戦はドジャースの開幕投手・山本由伸に対して2打席凡退するなど、4打席ノーヒット。2戦目はデビュー戦の佐々木朗希と対戦し、初回の第1打席でメジャー初奪三振を献上した。
3回裏、佐々木との2度目の対戦では四球を選び、チームの得点を演出。しかし4回裏、二死一、二塁と一発出れば同点の好機で第3打席を迎えるも、右腕ガルシアに対して空振り三振を喫した。6回裏の第4打席は右腕ナックに打ち取られて三ゴロ。そして3点を追う9回裏、大歓声の中でのシリーズ最終打席は、左腕ベシアに対して空振り三振に終わった。
逆転負けで初戦を落としたカブスは2回表、捕手カーソン・ケリーの捕逸で先制点を献上。先発左腕ジャスティン・スティールは4回5失点と試合を作れず、今季1敗目を喫した。打線は3回裏から3イニング連続得点で反撃するも、投打噛み合わず2連敗。現地時間21日から米国でオープン戦を再開し、同27日のダイヤモンドバックス戦で本国開幕を迎える。