中日の岡林勇希がオープン戦12球団トップの打率.364で終え、レギュラーシーズンの開幕を迎える。
岡林はレギュラーに定着した22年から3年連続で外野手のゴールデン・グラブ賞を受賞し、22年にリーグ最多の161安打を放ち最多安打のタイトルを獲得、翌23年も最多安打に1本届かなかったがリーグ3位の163安打を放った。背番号を『1』に変更した昨季は、開幕直後から打撃不審に苦しみ、前半戦を終えた時の打率がまさかの.189。前年まで最多安打のタイトルを獲得した面影が全くなかった。
それでも、オールスター明けの8月は月間打率.323、9月も月間打率.329と8月以降の打率は.317(189打数60安打)と3割を超えるアベレージを記録した。
オープン戦では12球団トップの打率.364、20安打、オープン戦最後の試合となった3月23日の楽天戦では3安打の固め打ち。開幕に向けて視界良好だ。今季は昨季の悔しさを晴らす1年にしたいところだ。