◆ 強打&好守の正捕手と契約延長
シアトル・マリナーズとカル・ローリー捕手(28)が2030年までの契約延長に合意したと現地時間25日、『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じた。契約は6年1億500万ドルとされ、条件達成により2031年シーズンの選手オプションが発生する。
ローリーは2018年のドラフトでマリナーズに入団し、2021年にMLBデビュー。2022年に27本塁打を放ってレギュラーに定着すると、2023年は30本塁打、昨季は153試合に出場して打率.220、34本塁打、100打点、OPS.748を記録。ア・リーグ捕手部門のゴールドグラブ賞に輝き、同賞受賞者の中から1名が選ばれるプラチナグラブ賞も獲得した。
マリナーズとの契約延長が噂されていた今オフ、ローリーは自身の代理人をスコット・ボラス氏からエクセル・スポーツ・マネジメントに変更。ボラス氏はFA時に莫大な高額契約をもたらす手腕で知られる一方、FAを迎える前に長期契約を結ぶケースは少なく、今回の代理人変更が球団との契約締結に大きく影響したと見られている。