◆ 米国でのレギュラーシーズンが開幕へ
現地時間25日、MLB2025年シーズンのオープン戦全日程が終了。フロリダのグレープフルーツ・リーグではトロント・ブルージェイズが、アリゾナのカクタス・リーグではサンフランシスコ・ジャイアンツが勝率1位に輝いた。
昨季地区最下位に終わったブルージェイズだったが、今春は18勝10敗、特にダニーデンの本拠地球場では14勝1敗と圧倒的な戦いぶりを見せた。中でもボー・ビシェットが全体トップの打率.373をマークし、打線を牽引。2年ぶりのポストシーズン進出に向け、弾みをつけるスプリングトレーニングとなった。
ジャイアンツは30球団トップの21勝6敗、勝率.778を記録。マット・チャップマンが全体トップの6本塁打を放ち、投手陣では開幕投手内定のローガン・ウェブが5登板、計20回1/3で防御率1.77と好投。強豪犇めくナショナル・リーグ西地区で4年ぶりのポストシーズン進出を目指す。
中1日を開け、現地時間27日（日本時間28日）から米国でのレギュラーシーズンが開幕。東京シリーズで一足早く開幕した昨季王者ドジャースは本拠地にタイガースを迎え入れ、サイ・ヤング賞獲得歴のあるブレーク・スネル、タリク・スクバルの両左腕が激突。エンゼルスでは新加入の菊池雄星が自身初の開幕投手を務め、敵地でホワイトソックスと対戦する。
