セ・リーグ

ヤクルト・奥川恭伸「どんどんチャレンジしていきたい」初の大役に向け決意

ブルペンで投球練習を行ったヤクルト・奥川恭伸(撮影=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

 ヤクルトの奥川恭伸が28日、巨人(東京ドーム)の開幕戦に先発する。

 自身初となる大役を務める奥川は、開幕投手を告げられた際、「その時は凄い遠い日のことだったので、緊張よりも驚きの方が大きかったです」と明かし、「しっかりやることをやって試合に臨みたいです」と意気込んだ。

 対戦相手は昨季セ・リーグ王者の巨人。奥川は「昨年も優勝して、今年もたくさん補強だったりすごい力のあるチームだと思うので。そこに負けない気持ちをしっかり持ちながら、どんどんチャレンジしていきたいです。ストライク先行で攻めていけたらいいかなと思います」と力を込めた。

 奥川は21年にプロ初勝利を含む9勝を挙げ、リーグ優勝に大きく貢献したが、22年以降は故障などで、苦しいシーズンを送った。それでも、昨季は7試合・32回2/3を投げ、3勝2敗、防御率2.76と復活の兆しを見せた。

 奥川はプロ6年目のシーズンに向けて「昨年も復活勝利こそあげたんですけど、怪我での離脱があったり、1年間フルに戦っているシーズンがほとんどないので、今年はフルで戦えるシーズンにしたいです」と決意を述べた。

(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)

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