● ブルージェイズ 2-12 オリオールズ ○
<現地時間3月27日 ロジャース・センター>
ボルティモア・オリオールズが同地区ブルージェイズとの開幕戦に大勝。今季新加入のタイラー・オニール外野手(29)がMLB史上初となる6年連続開幕戦本塁打を記録した。
オリオールズは初回、2番アドリー・ラッチマンが1号ソロを右翼スタンドに運んで幸先良く先制すると、3回表には5番オニールが1号3ラン、続く4回表には7番セドリック・ムリンスが1号ソロを叩き込み、初回から4イニング連続で得点。ブルージェイズの開幕投手ベリオスを攻略し、序盤で6点リードを奪った。
開幕投手を務めた右腕ザック・エフリンは6回2安打、2失点と試合を作り、今季1勝目をマーク。終盤にはムリンス、ラッチマンがそれぞれ2号本塁打を放つなど計6発の本塁打攻勢でブルージェイズを下し、球団3年連続となる開幕戦白星スタートを切った。
2018年にカージナルスでMLBデビューを果たしたオニールは、キャリア初めて開幕戦スタメンに名を連ねた2020年から4年続けて本塁打をマーク。レッドソックスへ移った昨季も開幕戦で本塁打を放ってMLB新記録を打ち立て、今季は生まれ育ったカナダで自身の記録を更新。3打数3安打、3打点、2四球の活躍を収め、新天地オリオールズでの初戦を飾った。