◆ 3年ぶり2度目の本拠地開幕マウンドに“登板”
現地時間27日、シアトル・マリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(51)がアスレチックスとの開幕戦で始球式を務めた。
背番号「51」のユニフォーム姿で2022年4月の本拠地開幕戦以来、3年ぶり2度目の登板。かつてのチームメイトで元捕手のダン・ウィルソン監督に対して84マイル(約135.2キロ)の速球を投じ、本拠地ファンの大歓声を浴びた
イチロー氏は2001年にマリナーズでMLBデビューを飾り、2012年途中からヤンキース、マーリンズを経て2018年に復帰。翌2019年の開幕戦で引退するまで計14シーズン在籍し、球団最多となる通算2542安打をマークした。
今年1月には資格取得1年目にして99.7%の票を集め、日本人史上初となる米野球殿堂入りを果たした。球団は背番号「51」を永久欠番とすることを発表しており、今年8月に記念セレモニーを予定している。