● 西武 0 - 2 日本ハム ○
<1回戦・ベルーナドーム>
西武は2025年の開幕戦で完封負け。西口文也新監督(52)の監督初勝利は次戦以降へ持ち越しとなった。
西武打線は日本ハム先発・金村の前に初回の先頭から10打者連続アウト。4回は一死から2番・西川、3番・ネビンが連打を記録したが、ネビンの左前打で三塁を狙った西川がタッチアウトとなりチャンスの目を潰した。5回以降は安打は出るものの無得点。最後まで得点を奪えず金村にプロ初完封勝利を献上した。
それでも、2番に入った西川は4打数3安打で猛打賞をマーク。「5番・左翼」でプロ初スタメンとなったドラフト2位の渡部聖(大阪商業大)は3打数2安打でマルチ安打デビューを飾った。
2年連続で開幕投手を託された先発・今井は安定感抜群の立ち上がり。5回は先頭の5番・田宮に右前打を許すも、バッテリーを組んだ古賀が田宮の二盗を阻止しピンチの芽を摘んだ。
6回まで日本ハム打線に得点を許さなかったが、7回に先頭の2番・清宮幸に痛恨の先制被弾。初球の真っ直ぐを右翼席中段へ運ばれ均衡を破られた。9回は3番・レイエスにソロ被弾。最後までひとりで投げ抜き9回6安打2失点の快投を見せたが、打線の援護なく黒星スタートとなった。