◆ 試合の均衡が破れた7回の一球
西武は28日、日本ハムとの試合(ベルーナドーム)に0-2で敗戦した。
開幕投手の今井達也は6回まで無失点投球を続けるも、7回に日本ハムの2番・清宮幸太郎にソロ本塁打を浴び先制を許すと、9回にはレイエスにも一発を浴び計2失点。9回105球の熱投も2本のホームランに泣き、敗戦投手となった。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、今井の失投が話題に。7回表、先頭の清宮への初球、西武の捕手・古賀悠斗が外角に構えるも今井が投げたボールが逆球となり、インコースに入ったところを清宮が逃さず強振。打球はそのままライトスタンドへと吸い込まれた。
この日解説として出演していた高木豊氏は「今井もわかっているんですよ。気を付けなくてはいけない、ましてや清宮だと。今井と対戦するバッターの心理って、初球から振れるボールは振っていこうと積極的になるんですよ。そこでコースを間違えると、こういう結果になるんですよね…。失投といっても150キロ超えていますから、清宮が見事だったとも言えますけどね」と打者心理も踏まえて解説をした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』