● 西武 2 - 3 日本ハム ○
<2回戦・ベルーナドーム>
延長10回までもつれた接戦を制した日本ハムは開幕2連勝。FAで新加入した福谷浩司投手(34)が移籍後初登板で初白星を手にした。
日本ハム打線は初回、1番・万波の左翼フェンス直撃の二塁打などで無死三塁の好機を作ると、2番・清宮幸の一ゴロの間に三走・万波が先制の生還。清宮幸は決勝ソロを放った28日の開幕戦に続き2試合連続打点をマークした。
4回は一死から3番・レイエスが左前打で出塁すると、4番・野村の右中間突破の二塁打で二、三塁。5番・郡司も遊撃強襲の左前適時打で続き、クリーンアップの3連打で2点目を奪った。
2-2で迎えた延長10回は二死から二、三塁の好機を作り、8番・上川畑の中前適時打で勝ち越しに成功。上川畑は二塁守備でも再三の好守を披露し球場を沸かせた。
開幕2戦目を託された先発の加藤貴は初回から安定感抜群。バックの失策絡みで1点を失ったものの、今季初登板で6回6安打1失点(自責点1)と好投した。
1点リードの8回は3番手・杉浦が同点打を浴びたものの、9回は4番手の福谷が1回パーフェクト救援デビュー。再び1点リードに変わった10回は田中正が今季初セーブで締め、福谷に移籍後初白星が記された。