● 西武 2 - 3 日本ハム ○
<2回戦・ベルーナドーム>
西武は一時同点に追いつく粘りを見せたものの、延長10回までもつれた接戦を落とし開幕2連敗。西口新体制での初勝利は次戦以降へ持ち越しとなった。
開幕第2戦目の先発を託された渡邉は初回、二塁打と自らの暴投で無死三塁のピンチを招き、2番・清宮幸の一ゴロの間に先制点を献上。4回は一死から3連打を浴び2点目を失った。それでも、5回以降は快調にゼロを重ね7回95球、5安打2失点の力投。先発の役割は果たした。
打線は日本ハム先発・加藤貴の前に5回まで無得点。2点を追う6回は敵失絡みで一死一、三塁の好機を作り、二死後、6番・外崎の中前適時打で今季初得点を記録した。
1点を追う8回は4番・中村の右前打などで一死一、三塁とし、ドラフト2位の5番・渡部聖(大阪商業大)の左前適時打で同点。渡部聖はこれがプロ初打点となった。
試合は2-2の同点のまま延長戦に突入。西口監督は延長10回表のマウンドに新外国人のウィンゲンターを送り込んだが、右腕は二死から5番・郡司に不運な二塁打を許すと、続く矢澤、上川畑に連打を許し来日初失点。これが決勝点となり、ウィンゲンターは移籍後初黒星を喫した。