◆初回の3者連続奪三振含む計8奪三振
DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が29日、中日との開幕第2戦(横浜)に先発登板。6回6安打1失点の粘投を見せたが、打線の援護に恵まれず復帰白星は次戦以降へ持ち越しとなった。
2年ぶりに復帰した2020年のサイ・ヤング賞右腕。初回は圧巻の3者連続奪三振をマークし雄叫びを上げた。しかし2回、二死から6番・カリステに四球を与えると、続く板山には中前に落ちる安打を許し二死一、三塁のピンチ。ここで8番・木下に左前適時打を浴び先制点を許した。
4回は先頭から3連打を浴び無死満塁の大ピンチ。それでも、先制打を許した木下を二飛に退けるなど後続をピシャリと封じ、大ピンチを無失点で切り抜けた。
6回は初回以来の3者凡退で無失点。その裏の攻撃で代打を送られ、復帰戦は6回98球、6安打1失点、8奪三振2四球の内容で降板となった。
打線は中日先発・松葉の前に6回まで無得点。バウアーは勝利投手の権利を得られず、DeNAは0-1の7回から2番手・中川虎がマウンドに上がった。