DeNA・三浦大輔監督(写真:萩原孝弘)

 気温8℃、雨混じりのコンディション中、日本再上陸後初登板となったトレバー・バウアーは、6回を1失点でまとめる及第点ピッチングを見せたが、昨日と打って変わり打線が沈黙。0−1の完封負けを喫した。

 初回バウアーは、三者三振に斬って取る圧巻のスタートを切ると、2回も石川昂弥、細川成也を簡単に料理。しかしカリステに四球を与えると、ここから連打で先制点を失った。その後もコントロールに苦しむ場面が多く見られ、毎回ランナーを塁上に置きながらも要所を抑える粘りのピッチングを披露。ラストとなった6回は3人で片付け、98球、被安打6、与四球2、1失点でバトンを後続に託した。あとを継いだ中川虎大、颯、佐々木千隼も必死の無失点で味方の反撃を待つも、中日の先発・松葉貴大を7回まで捕まえられなかったことが響き、最後までホームベースを踏むことができなかった。

 試合後バウアーは「負け試合というのは本当に好きじゃない。四球を与えてしまってから失点につなげてしまった」と悔しさを滲ませながらも「三振が取れたことは本当にいいこと」と一定の満足感も口にした。そのうえで「自分有利のカウントにしていけるようにやっていきたい」と次回へのリベンジを誓った。

 三浦監督はバウアーに関して「いい形で立ち上がって、全然悪くなかったと思います。真っ直ぐがちょっと高くて、コントロールに苦労している場面も見受けられましたけれども、ランナー出しながらも粘り強く投球できたと思います。しっかりゲームを作ってくれました」と評価した。

 しかし松葉を崩せなかったことには「うまく攻められましたっていうところが一番ですかね。ミーティングでも対策を練りましたけれども、変化球のキレもコントロールも良かったです。ゾーンの端から端まで使われたかなって感じです」と脱帽した。

 1点に泣いた開幕2戦目だが「バウアーもそうですけれども、リリーフ陣も今日が初登板、開幕ですからね。緊張もあった中で、しっかりと0に抑えてくれました」と投手陣はキラリと光った。

 明日はホーム開幕カード3戦目。頂点を極めるためにも、カード勝ち越しを決めにいく。

取材・文・写真:萩原孝弘

この記事を書いたのは

萩原孝弘

萩原孝弘 の記事をもっと見る

【PR】横浜DeNAベイスターズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

昨年はリーグ3位からの下剋上日本一を達成したDeNA。竹田祐&篠木健太郎のルーキーコンビに加え、2年ぶり復帰のバウアーがチームを牽引できるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む