◯ ヤンキース 20-9 ブリュワーズ ●
<現地時間3月29日 ヤンキー・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースが歴史的大勝を収めて開幕2連勝。アーロン・ジャッジ外野手(32)が3本塁打、8打点の活躍を収めた。
昨季までチームメイトだった左腕コルテスを相手にした打線は初回、先頭打者ポール・ゴールドシュミットが移籍後1号の先制ソロを放つと、同じく新加入の2番コディ・ベリンジャーも1号ソロで続き、3番アーロン・ジャッジは左中間へ飛距離468フィート(約143メートル)の特大弾。攻撃開始からの3球で3本塁打という、MLB史上初の一発攻勢を演じた。
勢い止まらぬジャッジは3回裏、無死満塁の好機で迎えた第3打席で左中間へ2号グランドスラム。4回裏の第4打席では中堅バックスクリーン左へ3号2ランを運び、キャリア3度目の1試合3発をマークした。6回裏の第5打席では、あわや4発目という右翼フェンス直撃の適時二塁打で追加点を奪い、自己最多となる8打点目を挙げた。
主砲の猛打を追随するように、オースティン・ウェルズとアンソニー・ボルペが開幕戦から連発の2号弾。4回裏にジャズ・チザムJr.も1号ソロを放ち、この試合1-6番打者が揃って本塁打を記録した。7回裏には代打オスワルド・ペラザの1号2ランが飛び出し、20点目に到達。球団新記録となる9本のアーチを描き、開幕2連勝を飾った。