○ ドジャース 7-3 タイガース ●
<現地時間3月29日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースがタイガースとの本拠地開幕3連戦をスイープ。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、2出塁と今季初盗塁をマーク。先発した佐々木朗希投手(23)は2回途中2失点という投球だった。
東京シリーズに続いて今季2戦目のマウンドに上がった佐々木は初回、いきなり一死満塁とピンチを招くと、5番マーゴーの当たり損ないの打球が適時内野安打となり、先制点を献上。続く6番スウィーニーには押し出し四球を与え、2点を失う立ち上がりとなった。
2回表にも先頭四球と暴投で得点圏に走者を背負い、後続を打ち取って二死まで漕ぎつけるも、3番トーケルソンを四球で歩かせたところで降板。1回2/3、61球を投げて3被安打、4四球、2奪三振、2失点という内容で本拠地でのデビュー戦を終えた。
先制を許したドジャースだったが、1回裏に3番フレディ・フリーマンが2試合連発となる2号ソロを右翼スタンドに運び、すぐさま反撃開始。続く2回裏には、7番マイケル・コンフォートの適時二塁打で試合を振り出しに戻した。
そして同点の5回裏、二死三塁から大谷が申告敬遠で歩かされるも、続く2番テオスカー・ヘルナンデスが左翼線への2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。6回裏には4番ウィル・スミスの1号ソロ、7回裏にはトミー・エドマンの3号ソロで追加点を挙げ、タイガースを突き放した。
2回途中と早めの出番を迎えたブルペン陣は、6投手が計7回1/3を1失点で繋ぐ好リリーフ。開幕カード3試合続けての逆転勝利を収め、球団44年ぶりとなる開幕5連勝を飾った。
この試合の大谷は2打数無安打、2四球、2得点、1三振、1盗塁という内容。開幕からの連続試合安打がストップするも、2度の出塁で得点機を演出。今季成績は打率.333、2本塁打、1盗塁、OPS1.200となっている。