◆「二塁打王になってほしい」…1号3ラン時は×印も
日本ハムの野村佑希内野手(24)が30日、西武との開幕第3戦目(ベルーナドーム)に「4番・一塁」でスタメン出場。5回までに2打席連発を含む6打点を挙げた。
初回の第1打席は二死二塁の好機で西武先発の髙橋光成と対戦。5球目の低め直球を捉えた打球は、左中間を破る先制の適時二塁打となった。
1-1の同点で迎えた3回の第2打席は、一死一、二塁の好機で初球の直球をフルスイング。打球は左翼席中段に着弾する今季1号の勝ち越し3ランとなった。
5回の第3打席はに二死二塁で三たび髙橋と対峙。初球のカットボールを捉えた打球は、再び左翼席に着弾する2号2ランとなった。
5回までにチームの全打点を叩き出す大暴れ。新庄監督はキャンプ中から「パ・リーグの二塁打王になってほしい」と要望し、オープン戦で野村が本塁打を放った際は、指で×印を作りベンチでお出迎え。この日も3回に1号3ランを放った際は×印を作って出迎えていたが、5回に2打席連発となる2号2ランを放った際は、思わず両手で大きな〇印を作り、躍動する和製大砲を笑顔で出迎えた。