○ ヤンキース 12-3 ブリュワーズ ●
<現地時間3月30日 ヤンキー・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースが昨季ナショナル・リーグ中地区王者のブリュワーズをスイープ。アーロン・ジャッジ外野手(32)、ジャズ・チザムJr.内野手(27)が揃って2試合連続本塁打を放った。
ヤンキースは1点先制を許して迎えた1回裏、一死一塁から3番ジャッジが先発右腕シバーレのフォーシームを振り抜き、4号2ランですぐさま逆転。続く2回裏には8番ベン・ライスが1号ソロを放ち、この試合も本塁打攻勢で試合の主導権を握った。
ジャッジは以降3打席続けて四球で歩かされるも、ジャッジの後ろを打つ4番チザムJr.が奮起。3回裏には2号2ラン、7回裏には3号3ランを叩き込んでジャッジを生還させ、この試合5打点をマークした。
最終的にヤンキースは前日に続いて2桁得点を挙げ、3試合で計36得点と打線爆発。開幕3試合で早くもチーム15本目の本塁打が飛び出し、2006年のタイガースに並ぶMLB記録をマーク。2年連続のリーグ制覇、球団16年ぶりの世界一に向け、開幕3連勝の好スタートを切った。
また、前日に3本塁打を放ったジャッジは、この試合で1打数1本塁打、2打点、3四球を記録。今季成績を打率.545、4本塁打、6打点、OPS2.461とし、開幕3試合で4本塁打を放った球団史上初の選手となった。